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RION粘土で作られて長年放置されていました。
仮面ライダーレプリカの所でも書いていますが、放置した理由は
同じなのです。
RION粘土が苦手だったのです。他の粘土が思い付かなかったので
使っていましたが、1990年頃に使用粘土を子供用の油粘土に
変更したのです。今現在も粘土は「デビカ油ねんど」です。
なんとか粘土を置換して変更できないか考えて、諦めて放置した。
それが理由です。
引っ越しの中で持って来る決意をしましたので、当然再開する事に
なりますよね。 |
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造形を完了させるために新たにRIONを買う事はしませんでした。
これはRION粘土の苦手な点なのですが、買う度に色と品質が
変わってしまうのです。表面を印刷したビニールで包んで売られて
いるのです。「赤」「紫」「黄」と3種類の硬度で売られてます。
同じ赤を買い続けても品質が変わるのです…。
放置前には頭髪と首部分も造形していました。型取り時に顔面だけ
にしてしまって髪や首の粘土を使って造形を完了させました。 |
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塗料撹拌用の調色スティックの背の部分(小さなスプーン状)で
ポンポン叩いて行くと粘土の表面が活性化されて溶け、表面が伸び
平滑に仕上がります。その状態を指で撫でて仕上げます。
ツルツルに仕上がるのです。
一般的に良く知られている粘土の表面の状況は上の2枚の
画像だと思います。
粘土を使いこんでいるうちに色々と自分なりに技を覚えました。
ここまで表面のテクスチャーをコントロールできるなら、唇のシワや
顎の傷も造形可能です。シリコーンで型取りするレベルまで平滑に
仕上げる事が出来ます。
ただし、頬の凸凹などのような全体的な面は面倒くさいのです。
ポリパテ置換してからサンドペーパーを当てた方が楽です。
大きな面の凹凸は無視して残します。無駄な体力の消耗だと考えて
います。 |