カーボンベースへの拘り

仮止めしているビスを一度抜き、ビス頭が埋まるようにビス穴を深く
彫り直します。
ビスを完全に固定してビスの頭をポリパテで埋めて消します。
氷塊部分の上端、フレームとの境目なのですが…
謎の溝がありますね。

指で隙間を埋めた「施工跡」に見えますが、再現しておきます。
チャンバーから巨大なクリップで掴んでクレーンされる時に
そのあたりを掴んでいたので技術的な溝かも知れません。
(実物は…どう見ても指で塗ったような跡ですが…)
今回の拘りポイントはカーボンの模様なのです。
海外のガレージキットの製作者はソフビの本体を板に固定して
石膏などを流して自然な模様で納得できているようなのですが…
自分としては納得できないです。

本物と同じ波模様を再現したいのです。
墨付け用のシャーペンで書き込んでみても画像によってパースが
ついていますから、線が繋がらないのです…。
5センチ間隔でグリッドを入れました。
比較的パースの少ない全体を正面から撮った画像を数枚選んで
同じ比率のグリッドを書き込んで波模様を転写する作戦です。

地理の時間に習った地図の図法「メルカトル」「モルワイデ」を
思い出しました…。


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