SF映画の世界には様々な冷凍技術が登場しますね。
超長距離の宇宙旅行中には冷凍睡眠装置が使われます。
スターウォーズの世界でいうなら「カーボン冷凍」なのですが…
色々と謎が潜んでいるのですよ。
重たい冷凍フレームが浮遊して移動に便利だとか、超技術は
素敵ですよね。 |
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では、上の時系列の中で違和感のあるポイントは何処ですか?
冷凍中だけ胸元が開いてセクシーアピールしてますね。
マリリン・モンローのスカートを捲り上げたような超技術送風装置
でも使って胸元を風で広げる仕組みなのでしょうか?
これも超絶冷凍技術なのでしょうか?
…あれ? |
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ハン・ソロ「なに言ってやがる。EP4の時に着ていたワイルド・シャツ
だろうが。忘れたのかよ?」
答えはこれですよ。
冷凍中に着ているのはEP4の時のシャツですね。
冷凍される寸前に昔のシャツを着て、解凍されてプルプルしながら
新しいシャツに着替えたのでしょうか?
不可能ですよねぇ。 |
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つまりはこういう事なのです。
EP5の撮影が始まって最初の頃に冷凍プロップが作られます。
その時にはEP5用の新しい衣装が出来ていなかったのです。
プロップはEP4の衣装を元に作られたのですよ。
EP5でカーボン冷凍チャンバーのシーンには新衣装のソロ船長が
演技をしてチャンバーの中でガスを受けて悶えます。
チャンバーからフレームがせり上がり旧衣装のプロップが出てくる
ので出演者もスタッフも気が付いていたはずです。
袖を捲り上げて両肘を後ろ手に固定する拘束具を付けてから
手錠を外すという凝った演出をしてまでプロップのポーズに合わせ
演技したのですよ。
正しい衣装にプロップを改造している時間は無かったのでしょうが、
そこまでしていたのですからシャツの違いに関しては悔しかったの
だと思います、時間が欲しかったでしょうねぇ。 |
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まだ見ていないような資料画像が欲しくて海外の模型フォーラムに
この画像を投稿したのです。
「今、こんな状態です。レアな細部の画像があれば教えて下さい。」
(実際にはアプリで英語に翻訳して書き込むのですが…)
コメントが来ました。
「なんで君は半分に切ったんだ?」
「日本の家は狭いから小さく切るのか?」
…?何を言われてるのか分からない…。
「まだ胸までしか作っていないです。最後には全身作る予定です。」
コメントが入る。
「アメージング!自作してるのか!凄いな、でもなんでだ?」
「良く出来てるが、売ってるのに何故自作する?」
結果的には画像のリンクを沢山教えてもらって成功でした。
英語で褒めてもらったしw
気になるので検索してみました。
「ハン イン カーボナイト」ですね。 |
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これはなんだろう?
銀河帝国のクローン技術なのでしょうか?
これ…カナダのガレージキットです。販売されていたのです。
知らなかった…。
模型フォーラムでハン・ソロを投稿している人が多いので不思議
でした。EP7で主役級で出演するから人気なのかな?程度に
思ってましたが…。
みんな上手に似せてるなぁと思ったら…ガレージキットを作って
投稿していたのです。
昔、販売された劣化レプリカ(100万円!ウソみたいなクソでした)
レプリカの表面は火傷をしたようにザラザラで一応は本物が元なの
でしょうから寸法や細部の表現の資料にはなるのかな?
「でも、これに100万円はキツいなぁ…」と思って見てました。
その表面をキレイに均して修正してソフビで複製して販売。
日本ではダメなのですが、海外では「ファンメイド」という免罪符が
通るのですw良いなぁ…。販売可能なんですよねぇ。
肖像権や創作物に対する権利の主張が日本と海外では違いがあり
感覚が少しズレているのですよねぇ…。 |