Cアイの電飾

まずは電源の確保ですね。
LED点灯用の電源装置を作るのですが、電源に使用するトランスと
ケーブルやスイッチを手持ちのパーツから探り出します。
電源装置は昔使っていたガラケーの充電器を使う事にしました。
マスク内部のLEDから3本のリード線を伸ばしてイヤホン用の
プラグで接続する方式をとります。
両目玉とOシグナルランプをスイッチングで点灯させます。

今回は一度に6個のマスクを完成させて点灯させます。
穴あきベークライト板にジャンパ線で半田付けしてイヤホンソケット
6個を並べたら完成ですね。
目玉の電飾の準備です。
ゲージを使ってプラ板を切り出し反射板を作ります。
プラ板に隙間なく両面テープを敷き詰めてアルミホイルを貼ります。
シワが出来ないように空気を抜きながら丁寧に貼ります。
反射板がキレイに出来たらLEDの足を通す穴を開けます。
アルミホイルは電気を通すのでショートします。
足の穴の周囲はドリルで削ってアルミホイルを少し剥がすのです。

LEDの足に瞬間接着剤を塗って通したら少し動かして、足と周囲に
接着剤の膜を作り絶縁します。
こちらはAタイプ用の目玉の加工です。

赤色高輝度LEDを2個使って発光させます。
画像が小さいですがLEDの足を180度折り曲げて反射板に向けて
照らすように固定しました。コの字になるように2回折ります。

高輝度LEDは眩しいくらいに光りますが、指向性が高く一点しか
光ってくれません。反射板に向けて光を散らせて目玉全体が光る
ようにしたのです。輝度は落ちるのですが、昔のバルブ(電球)の
光り方に似た演出になったのです。

Aタイプの目玉はこれで完成です。
こちらはBタイプの加工。

高輝度白色LEDの一灯ですが、同じように折り曲げて反射板を
照らして使用します。
Bタイプの特徴はピンクのセロファンです。切り抜いたセロファンを
LEDに被せると少し隙間が出来ます。
このセロファンの隙間が重要で、Bタイプの目玉をよく観察すると
所々が肌色に見えます。セロファンを反射板に貼り付ける時に
実物と同じパターンで隙間ができるように調整しました。
展示中は一度に6個のマスクを点灯させますので、テストします。
接触不良も無くチラつかずに全灯出来ますね。
あとは取り付け中に断線しないように注意して作業するだけです。

マスクへの接着、塗装作業中にもテストして確認します。

右上に映っているのは携帯用の乾電池のユニットです。
電源装置にプラグインしたら電池で点灯できるように作りました。


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