仕上げと展示

モデラーズフェスティバル2017  2017年11月4〜5日

前日搬入で一人で運び込んで展示しました。
自分の周りには模型を作る人が居ないので…参加も展示も一人。
その事もあって、模型イベントは見に行くことはあっても参加する
事は今まで無かったのです。
イベント中は6個展示しましたが、コンディションの悪い2個を下げて
4個に絞って管理しています。
Aタイプの旧一号と旧二号です。
Bタイプの旧一号と旧二号です。
Aタイプの旧一号はクラッシャーに補修跡があります。
実際にサンドペーパーで擦って緑色のポリ樹脂(補修に使った)と
プライマーのグレーなどの色を作って筆でタッチして書き込み再現
しました。
旧一号の色は悩みましたが…自分で今一番そうだろうと思う色で
塗装しました。
基本色は青竹色にミッドナイトブルーを足して作り、メタリック
グリーンとメタリックブルーで調整しました。
上掛けのパールは、模型用のパールでは弱かったのでパール風の
自作のコーティングを試しました。
クレオスのGXカラークリアーシルバーにクリアーブルーを足して
粒の大きいブルーパール風のコートを作って厚塗りしてフレークを
中で浮かせるように吹きました。
乾燥後に表面のザラつきをコンパウンドで削り取ってから布で擦る。
力を加えて押さえつけるように擦りました。
Aタイプの旧二号はオープニングで使用されたマスクの再現です。
マスキングテープのギザギザや筆塗り塗装の粗い仕上げの再現を
出来る限り実物に見えるようにコピーしたのです。乾燥前の塗料が
他の部分に付着した様子まで実物通りに再現したつもりです。
塗装表面の傷が激しいマスクなのですが、傷の位置や形も
実物の画像から調べて実物通りに書き込んだのです。
アンテナの先端による傷の位置はコンパスで位置を確認して
実物通りの位置に施しています。
Bタイプの旧二号も撮影中に出来た傷の再現に拘りました。

知らずに見た人は汚くて驚くかも知れませんが…どうしても
やりたかった表現なのです。


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