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下顎の原型を作るための型紙をマスクに合わせてみる。
これは仮に作った型紙なのでギザギザのパターンは違います。
実物のギザギザパターンは上の刃を写したものではなく、
上下はピッタリとは合わないのです。
第一話に使われたFRP製の下顎は必ず隙間が空くような位置で
マスクに固定されます。
顎の後端のホックでマスク本体に止められていたようです。
第一話の仮面ライダーは常に口が開いていたのです。
設定ではクラッシャー(歯)は鎖を噛みきる様な武器です。
隙間からは本郷猛の口が見えるのです。
ギミック的には失敗(?)だったようです。顎を抜けなくするための
耳カバーの張力が強く、ホックが外れるので片方がぶら下り
被り直すのが手間だったようです。
途中からはアクション用のソフトマスク(ラテックス製マスク)の顎を
使うようになります。 |
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芯の部材は…毎度の事で作業台製作時の端材です。
(まだまだあるので当分の間は木材に困らないw)
手ノコで切り出して木ビスの穴の墨付け、下穴開けですね。
使用する木ビスから下穴ビットを決めている所です。 |
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芯の完成。
ざっくりと作りましたが、垂直と水平には気を使って正確に。
この芯にゲージを被せて基礎にしますので、きちんと基準出します。 |
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芯の土台です。
メタルの「ダボ」をねじ込んでます。
棚を自作するパーツで、ホムセンで売っている物です。
芯の方には大きめの穴を開口して差し込めるのです。 |
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マスクの時に出来なかったアイデアを盛り込んでおきました。
3方向に穴を開け、差し替え可能です。
裏向けたり垂直に立てたりできるように作りました。
粘土原型を作り易い事と石膏取りの時の角度変更が可能。
土台はシッカリ作ったので、他のパーツにも転用できると
良いのですが。 |
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図面も整理できました。
型紙やゲージも準備OKです。 |
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下顎の上にマスクを乗せることに成功!
やり易いです。チェックしながら造形できるのは助かるのです。
顎の芯、準備完了です。 |