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芯にゲージ(プラ板)をネジ止めして、粘土を詰め込んでいきます。
粘土に隙間があると地盤沈下が起こりますので…シッカリと
ぐいぐい詰め込んでいきます。
一度石膏取りに使った「捨て粘土」ですので躊躇なく使います。
表面の層は新しい滑らかな粘土を使ってます。 |
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ゲージのネジを外して取り除きます。
顎の下を造形中です。
芯の角度を変更できる仕様は大成功ですね!
作りやすいです。 |
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マスクを乗せてチェックしました。
…う〜ん。横幅が狭いですねぇ。
新一号みたいですねぇ。この解説は下に書いておきます。 |
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下顎を上から見た画像です。
横の広がりはこれ位なのです。修正しました。
広がった状態に見えるように粘土を乗せて造形しましたが、
切り込みを入れて実際に粘土をグイと広げる方が早い。
でも、粘土が落下するのが怖かったので…。
ラテックスの下顎は変形します。
ゴムバンドで帽子に取り付けられて被るのですが、その時に
バンドのテンションで幅が狭くなるのです。(新一号など) |
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実物マスクの原型です。
原型というか…一回目の成型時の写真ですね。(Bタイプマスク)
見えにくいですが…矢印で指しているのが下顎です。 |
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B-CLUB13号の画像です。ゼネプロ製マスクのページに掲載
された画像ですが…実は次項の私の作品の下顎なのですw
(実物での解説のように書かれています。勘違いされた原因。)
下顎の幅はこの感覚で正しいと思います。
旧一号の顎はマスクの丸みに合わせて広くして被る事が多いです。
下顎の原型が幅広で作られているので、それを参考に広く作って
正解なのです。
新一号になるとゴムバンドで顎ひもを着けていますので、顎が
細く変形します。
ラテックスは柔らかいので被り方で印象が大きく変わりますね。
2号のエラが張っているのは、抜けるのを防止するために
耳カバーを折ってテンションをかけた結果、後部が下がるのです。
2号編では歯の切込みを隠すように深くかぶります。
そのうえで後部を下げるから余計にエラが張るのです。
2号になると耳カバーを外されたと解説されている事がありますが
1号のリペイントマスクは最後まで耳カバーがありました。
耳を折り畳んでマスクの抜け防止に使用されたために目立たない
というのが正解です。
一号編では耳カバーを下顎色に塗装、2号編ではマスク色で塗装、
これも目立たなくなった原因ですね。 |
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下顎の粘土原型はこれで完成とします。 |