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石膏カスは絶対に流しに捨ててはいけません。
絶対にダメなのです。
粉末も石膏を崩して溶かした液体も駄目です。
全部をゴミとして独立させて処理します。
でも、どうするのでしょう?
レジ袋・ティッシュ・ウエットティッシュ(アルコール)を用意します。 |
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石膏をかけ終わった時点ではまだ固まっていませんので
ティッシュで動かせますからレジ袋に落とします。 |
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アルコールタイプのウエットティッシュで拭き取るとキレイに取れます
この状態で初めて流しで洗うのです。
アルコールを流すためです。
指に付着した石膏もウエットティッシュで取ります。
その後で水道で洗い流します。
石膏液も石膏カスも100%排水詰まりを起こすと覚えて下さい。
石膏作業で出たゴミを封入したレジ袋の処理は、自治体ごとに
異なりますので調べたうえで処理します。 |
離型作業
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石膏は硬化発熱で固まり、その後冷めます。
水分が抜けて重量が軽くなったら、その後は安定します。
見た目で固まったように見えますが変化中なので扱いに注意です。
型の内部の粘土を抜く事によって乾燥を速めます。
パテベラなど刃の無いもので芯の周囲を刺して分離します。
石膏型の内部を傷付けないように注意します。 |
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芯が抜けたら粘土が動きますので石膏から抜き取ります。
石膏が冷えてから5時間以内です。石膏が冷たくて重い状態。
カッターナイフで切れます。
注意して下さい。これ位の型ならカッターで真っ二つに切れます。
それくらい柔らかくて不安定な状態です。
軽く、力を入れなくても思ったようにスイスイ切れるのです。
余白部分を丁寧に切り離すのはこのタイミングです。 |
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石膏カスが付着した粘土を処分してキレイな部分だけ「捨て粘土」
として箱で管理しています。芯用の粘土です。
土台と造形芯を再利用する為に掃除します。
石膏は内部からも乾燥して安定しました。
重量が軽くなり、軽くドライバーなどで叩くと「クワァン」と鐘のような
音がします。
軽くなって金属音がするようになったら最終形態です。
石膏型の変化
湿り気あり・重い・熱い 硬化開始状態
湿り気あり・重い・冷たい 型から原型を外すタイミング
湿り気無し・軽い・常温 状態が安定、変化終了
(石膏の種類やメーカーによって微妙に違います。目安です。) |