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油ねんどが乾いてきてひび割れが起こる寸前です。
急いでシリコーンを流して両面型にしなければなりません。
バリアコートを塗り付けて幕を張ってみましたが…。 |
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成形品はキレイには行かなかったのです。
凸凹を削って磨くことにしました。
表面処理が比較的やりやすい白レジンを注型してそれを
磨くことにします。 |
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淵部分は表面に映って見えるので凸凹を削りキレイに磨きます。
タミヤパテの溶きパテを塗って削ります。
その後…瓶入りのサーフェイサーの500番と1000番を順番に
筆で塗ると表面がキレイになります。
サーフェイサーの使い方の一つです。表面仕上げ材です。 |
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もう一度シリコーン型にセットします。
油粘土原型がレジン製の2次原型になったわけです。 |
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手元にあったレジンが濁った透明しかなかったので…仮に。
複眼のパターンは確認できましたし、目玉の穴との相性もだいたい
把握できました。 |
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Aタイプ用の透明ピンクの目玉です。光の加減で紫に見えるタイプの
透明色です。この色がAタイプの特徴だと思います。
透明ポリエステルにタミヤエナメル塗料を混入して色を付けます。
クリアーレッド5滴
クリアーオレンジ3滴
クリアーブルー1滴
この分量で透明ポリ300cc分、自分の場合目玉2セット分です。 |
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こちらがBタイプ用の肌色系の透明の目玉です。
クリアーレッド2滴
クリアーオレンジ5滴
この分量で目玉2セット分になりました。
目玉の透明色には諸説ありますが…自分が研究した結果、
肌色っぽいオレンジの目玉はBタイプ用ではないかと思います。
30年前の宇宙船で作られたレプリカではAタイプにこの色を使用
しているのですが…これはBタイプ用の色だと思います。
この色の目玉の内側に透明セロファンのピンクを仕込むと実物の
目玉の色と一致するのです。
セロファンについては「A・Bタイプマスクの仕上げ」の項で詳しく
解説します。 |