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ポリパテ原型に使っているラッカーパテは「99工房うすづけパテ」
模型用の薄め液では完全に溶けませんので、ラッカー薄め液を
使います。(ペンキのシンナーの事です。)
ですから…ポリパテ原型専用の技です。プラモデルなどの
スチロール樹脂で行うと溶けますので真似しないでください。
この「うすづけパテ」の利点は肌理の細かさです。
鏡面まで研ぐことが可能です。模型用のパテでは鏡面までは無理。
サーフェイサーの層は鏡面になりますが、食い付きが弱いと感じ
全体的に膜が貧弱に思えます。
ガッツリと食い付いて鏡面に出来るので、これを使ってます。 |
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この溶剤ですね。
「ラッカーうすめ液(乱用防止品)」。もの凄く臭いです。
換気がどうとかの問題ではなく…数日たっても臭いです。 |
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表面が同じ色になりましたので並べてみます。
Aタイプにも実物通りにパテ修正跡は施していますが…Bタイプは
激しいですね。
顔の中央ラインに接合跡があるのは目立ちますね。
目玉の間隔や角度も並べると違いが分かりやすいですね。 |
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微妙な起伏で施した接合跡を消さないように注意しつつ…
#600の耐水ペーパーで水研ぎしました。
乾燥したらスポンジペーパーの「ウルトラファイン」で磨きます。
目が詰まった後も磨き続けて艶が出るまで研ぎます。 |
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原型には穴を開けずに型取りしますが、穴の位置を確認します。
Bタイプの特徴的なビス位置を書き込んでみると…覗き穴のふちの
厚みなどを確認できます。合ってます。
Oシグナルは中心ではなく右目の方に少しだけ寄っているのです。
Bタイプもマスク本体の原型が完成しました。 |
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型取り方法はAタイプと全く同じなので説明は省きます…。 |